【映画】散歩する侵略者
世界は終わるのかもしれない。それでも一緒に生きたい
あらすじ
鳴海(長澤まさみ)の夫・真治(松田龍平)が、数日間行方をくらまし、別人のようになって帰ってくる。これまでの態度が一変した夫に疑念を抱く鳴海は、突然真治から「地球を侵略しに来た」と告白され戸惑う。一方、町ではある一家の惨殺事件が起こったのを機に、さまざまな現象が発生し、不穏な空気が漂い始める。
予告
キャスト
長澤まさみ(加瀬鳴海)
松田龍平(加瀬真治)
高杉真宙(天野)
恒松祐里(立花あきら)
前田敦子(明日美)
満島真之介(丸尾)
長谷川博己(桜井)
感想
この作品を見る人は絶対にオチを知らずに見た方が楽しめる作品だと思います。
見ていてもどこかふわふわした展開で進んでいきますが後半にかけて一気にすすんでいきます。最初の真治の行動は少しコミカルな音楽が流れてるため見てるこちらもぽんこつ宇宙人?って気持ちにもさせられます。
そこからどんどん展開が重くなっていくので見てるこちらもどんどん身を乗り出してみてしまいます
どこか日常の匂いが取れず、侵略もなんだかんだで嘘なのではと思うくらいにゆっくりとし真治にもおどろいてしまいます。
【概念を】奪うっていまいちピンと来ませんでしたが、当たり前に考えて行動することを奪うという事ですもんね。それは日常すらも行えなくなる場合があるんだなあと
もし周りにいる人が侵略者だったらって思ってしまう映画です。
ストーリーネタバレ
女子高生の立花あきらは金魚すくいをして家に戻る。しばらくすると家の中は荒らされ、血が壁に撒き散らされていました。そんな荒れた家の中であきらは血塗れになり、血に汚れた自分の手を見つめていました。
家から出てフラフラと歩き出すあきら。車はあきらを避けて事故まで起こします。それを横目に不敵な笑みを浮かべ歩き始めるのでした
加瀬真治とその妻の鳴海は夫婦仲は最悪で子供もいませんでした。真治は出張と言い、浮気を良くしており、それに鳴海も気がついていましたが、言わないだけでした。しかし状況が変わったのは真治が行方不明になったことでした。数日後発見されたのですが、今までの真治とどこか違うのです。今までとはなにか違う姿に戸惑う鳴海は冗談ならやめてと言っても、「冗談はなにもいっていません」と普段とは違う言い方をするのでした。
病院に連れて行っても行方不明の時のショックか若年性アルツハイマーを疑われてしまうのでした。真治は仕事も休職してしまいました。鳴海は自宅でイラストレーターをしていたので、真治の様子も見ていました。今まではタメ口で話していたのに敬語になり敬語をやめて欲しいというと、真治はいつものように話始めました
鳴海は真司が浮気を隠しているようにおもっていましたが、シートベルトすら着けられない真治を信じるしかありませんでした。「俺たち夫婦だよね」と聞く真治に「そんなのとっくに終わってる」と鳴海は返します。「俺のガイドになってくれ」と頼む真治に私生活に問題が出ているし仕方ないと承諾するのでした
真治はニュースキャスターを見ながらそれを真似をします。何をしてるんだと思っているとそのまま散歩に出かけていきます。鳴海は出来上がったイラストを持っていき、次の仕事も手に入れ嬉しそうに帰宅中、真治の靴が落ちており、あたりを探すと真治が草むらに転んでおり、「転んだみたい」という真治に呆れました
その頃週刊ワールドという雑誌の記者である桜井は自衛隊の取材をドタキャンされ暇を持て余していました。中継車で移動中、惨殺事件の現場にいけと言われ渋々向かいます。そこは立花家で唯一の生き残りであるあきらは警察に保護されているそうでした
桜井は現場を取材中、天野という高校生くらいの青年に声をかけられます。桜井が「君は?」と聞くと「君はとはなんだ、きちんと喋れ」と言い返してくるような変わった青年でした。天野は車を持っている桜井に「あきらに会いたい。ガイドになってくれ」とたのみます。桜井がガイドとはなにかきくと、天野は宇宙人で地球に侵略に来たと変なことを言います。そして桜井さんと呼べと言うとそれに天野は従いました。
鳴海の妹である明日美が遊びに来ていました。その頃には真治は仕事を辞めていました。明日美のことすらも忘れている真治でしたが、明日美が「義兄さん」と呼ぶと家族というものについて問いただしてきました。家族について説明していると真治が「いいねそれ。貰うよ」と言い、明日美の額に触れると明日美は腰を抜かしてしまいます。鳴海が驚き近寄ると「気持ち悪い!触らないで!」といい帰っていってしまいました。
桜井が天野の家に行くと廃人のようになった天野の両親がいました。天野は「色々奪ったからね。」と淡々と言うのでした。天野は【概念】を集めていると言います。人間は言葉に依存しているためその根本を調べているそうです。概念の理解を略奪すると、その人間からその概念の理解が消え失せる仕組みでした。両親の姿を見て「幸せそうでしょでもガイドからは奪わないよ」と笑う天野に息を呑む桜井がいました。
桜井は天野の侵略について本気で考えるようになりました。「地球がやばい事になるんじゃないか」と聞く桜井に「今更気がついたの」と笑うのでした。恐ろしくなり帰ろうとすると「帰るの?立花あきらには会わないの?」と聞かれ、記者魂の好奇心に負け天野といることにしました
明日美の1件があってから真治から目を離せなくなった鳴海は、一日中そばにいます。昔鳴海が真治に贈ったものの着ずに捨てたシャツを探したり不思議な行動ばかりするのでした。「理解したいんだ」という真治に「自分のことを理解しなさいよ」と皮肉を言い、「作り直すのなら私の理想の真ちゃんになってよ」と鳴海はいうと、真治は「わかった」と言うのでした。しかし鳴海は「馬鹿みたい」と笑います
鳴海が家を空けるから外出しないでと約束したにも関わらず真治は近所の引きこもりの家にいきます。「俺の家だから真治は入れない」という男に、【の】の概念が欲しいと言います。そういうとそのままその男から所有の概念を奪いました。崩れ落ちた男を放置して帰ろうとすると男が笑顔で「おじさん、変わってるね」と言うと「まだこの世界に慣れてないんだ。俺宇宙人だから」と去っていきました。真治はそのまま河川敷に行くと犬がいて、近寄っていきました
散歩する侵略者より
鳴海は帰宅すると真治がいないことに気がつき一時は無視しますが気になり、探しに行きます。河川敷で草むらに顔を突っ込んでいます。駆け寄ると「犬に噛まれた。話し合いが出来ないんだ。やっぱりガイドが必要だよ」と言います。鳴海がガイドの意味を尋ねると「信頼できるパートナー」というのです。夕飯何が食べたいかきくと「鳴海が作るものならなんでも食べる」と答えられ、少し嬉しげに感じる鳴海でした
刑事の車田が眠る立花あきらを監視していました。あきらはたくさんの機械や監視の目に置かれていました。目覚めた立花あきらは本部に電話する車田が一人称を「自分」という言葉を使いまくることに気がつき興味を抱きます。それを問いますが雑談には応じないと無視されてしまいました
病院に桜井と天野が到着します。あきらの病室へ行きますが車田にとめられてしまいます。しかし車田が病室に入る際にともに桜井と天野は入室します。天野をみて笑顔になるあきら。そのまま車田に近寄り暴れる車田から2人で「自分と他人」という概念を奪い取ったのです。するとあっさりあきらを解放してしまうのでした
桜井たちは移動中にあきらの話を聞きました。最初は金魚に入ったが、何も出来ないのであきらの父親に入り、文字通り母親を解剖して学習しようとしたが途中で身体が動かなくなったのでその場にいたあきらの体に侵入したと。櫻井はもっと詳しく取材させてくれと頼むと天野は「これから侵略されるのに人間面白い」と笑うのでした。天野は中継器を使ってもう1人の仲間を探したいと言います。
鳴海は仕事の出来を社長に言われていました。こんなの仕事と言えないと言われる成海の元へ真治がズカズカと入ってきて社長なら「仕事」の概念を奪っていきます。鳴海はそれを見て真治をおこり外へ連れていきます。鳴海が仕事に追われているのが嫌であの社長のせいだといい、仕事の概念を奪ったといいます。鳴海が戻ると社長は子供のように無邪気に遊んでおり鳴海は戸惑いました
真治は自分は宇宙人でまだ真治として完成していないだけなんだと言います。鳴海は何を言っているのかわからず怒ります。ほんとの真治は眠ってるだけで新しい真治になろうとしていると訳の分からない事を言われます。概念を奪う行為について説明され、明日美の急な変貌に思い当たりました
桜井のもとへ厚生労働省役員がやってきて、未知のウイルスでいろんなところで記憶障害が起こっているから櫻井にも気をつけろといいます。役員は何か知ってるだろうと櫻井に聞きますが桜井は誤魔化します。役員は何かあったら押せとGPSを桜井に手渡し去っていきました。その後自衛隊の車が沢山道を行くのを見かけます。その中に宇宙物理学の教授まで乗っていました
櫻井が駅前に行くと引きこもりで所有の概念を奪われた丸尾がいました。丸尾は演説をしています。戦争責任はみんなにあり、大事に持っているものはすてるべきだと。そこへたまたま真治が通りがかると丸尾は嬉しそうに真治に駆け寄り真治のおかげだと感謝します。なにかしたんですか?と聞く丸尾に何も答えない真治でした。そのやり取りを見て桜井は直感で3人目の宇宙人は真治だと気が付きました。
桜井は天野の元へ戻り、政府が動いて自衛隊まで動いていることを言います。3人目の宇宙人も見つけたともいいます。天野は「概念を突合せて侵略が始まる。地球の滅亡」と嬉しそうに言います。侵略は3日くらいで終わると言います。桜井は共存の道はないのかと聞くと笑いながら「サンプルとして何人かは生かすよ。それに入れてあげようか」といいます。
あきらは街中で警官に話しかけられ、逃亡中の女子高生だということがバレてしまいます。警官を邪魔だと思い殺すあきらですが、桜井がそれを止めます。侵略するのに別に良くない?という考えでした。天野はそれを見ていそいで場所を変えようと3人は逃げます
鳴海は真治と歩いていましたが、誰かがつけて来るのに気が付きます。真治はちょっと話してくると尾行の元へ行きます。なかなか戻ってこない真治をさがし、「勝手にどこにも行かないで!」と怒りますが真治は「俺ら夫婦だ」といいます。鳴海は「ガイドでしょ」と言いますが真治は鳴海を抱きしめるのでした
2人はそのまま帰っていましたが途中で「愛とはなにか」と礼拝堂で歌っている子供たちに聞きますが答えは曖昧でした。神父に聞いても曖昧で概念は奪えませんでした。残念そうに奪えなかったと言う真治に「誰もイメージなんてできない」と鳴海は返すのでした
桜井たちも何者かに追われ続けていました。あきらはそいつらからマシンガンを奪って嬉しそうでした。どうして追われているのか考えた時厚生労働省の役員から貰ったGPSを思い出します。スイッチ入れてないはずなのにと思いましたが、最初から桜井の居場所を突き止めるためでした。
真治は今まで食べなかった鳴海の食事を食べています。食べてくれることにどこか喜びを感じる鳴海でした。そこへ病院から感染症の疑いの電話があり真治と共に病院に行きますが、そこには自衛隊が待機しており、それを見て宇宙人というのは本当だったと実感しました。真治を連れて家まで戻ると桜井がいました
桜井は「あなたはガイドですか?僕もです」というのです。宇宙人の目的は侵略だと桜井は言いますが鳴海は無視して荷造りをします。地球が滅亡すると桜井が言いますが鳴海は「そんなことやめさせたらいいじゃない」と怒鳴ります。そんなことできるならやってる!と言うと真治が帰ってきました。
桜井が真治にわけを話すと、2人の宇宙人にあいたがります。そこへあきらと天野がやってきます。会うと同時に3人は今までの奪ってきた概念が共有出来ました。鳴海は真治を連れて車に乗り込みます。それをあきらも天野も止めませんでした。車で移動しながら侵略は伸ばせないか聞きますが、決まったことだからと言われます。鳴海は「最初から決まってたんじゃない。期待して損しちゃったよ」と言います。鳴海自身今の真治との生活にどこか居心地の良さを感じていました。
スーパーに立ち寄り車をおりた時に真治は「俺が真治の1部になったのか、真治が俺の1部になったのか分からないんだよ。でもこれで鳴海と1からやり直せる」といいます。鳴海は「遅いよもう!なんで今頃そんなこと言うんだよ。全然残ってないじゃない」とポカポカ真治を叩きました。
しかしすぐ天野たちが追いかけてきて話したいといいます。真治は話したそうにしますが鳴海に従いました。鳴海は無視して車を発車するとあきらが立ちはだかり、跳ねてしまいます。動揺する鳴海に「向こうがどかないのが悪いんだ。あれは人間じゃないから」と真治が運転を始めました。
天野は轢かれたあきらに近寄り「車はよけなきゃダメだろ」といいます。瀕死のあきらは「完成したよ」と天野にリモコンを手渡します。「誰かに移るか?」と聞く天野に「いい」とあきらは答えそのまま息絶えました。
桜井はスーパーと駐車場で民衆に「きいてください!あれは宇宙人です。侵略者です!考えてみてください散歩する侵略者!だって」しかし誰も動き始めませんでした。「わかってるよ。君らこんなことで動かないよな」と自嘲しました
散歩する侵略者より
鳴海は真治の運転の助手席で呆然としていました。真っ赤な夕日を見て侵略が始まったの?と言いますが真治は「あれは夕日だ」というのでした。2人は暗闇の中で何も話さず一点を見つめていました
桜井は車を走らせながら家族はいるのかと聞かれます。別れた妻と子供がいるが何年も会ってないと言います。天野も家族はいないが仲間がいると言います。仲間の為にも頑張るよとあまのはいいました。桜井は残されるサンプルになることを望み天野も大歓迎だよと了承しました。
桜井と天野は宇宙人との連絡のための通信機をつくります。しかし警官がやって来て邪魔をします。天野は1人から「邪魔」という概念を奪いますが他の警官に撃たれてしまいます。身体が無くなると死ぬためほかの寄生先が必要でした。桜井は俺の体を使えよといいます。GPSがないのになんでバレたんだろうと不思議がる天野に車が衛生からロックオンされてたんだろと説明しました。息も絶えかけている天野は最後にリモコンを桜井にたくそうとしますが、身体を使えといい、天野はそのまま桜井になりました。
櫻井はそのまま通信を開始します。しかしそこへ自衛隊の爆撃機がやってきて桜井を狙います。桜井はにげまわりますがその間も通信は進んでいました。爆撃され、倒れる桜井でしたが、なんとか立ち上がります。ボロボロの体を引きずりながら爆撃機から何かの概念を抜こうとしますがそのまま打たれて吹き飛んでしまいました
鳴海と真治はホテルの一室にいました。これから侵略が始まると真治はいいます。真治の手で死にたいと言いますが、真治はそれを拒否します。すると鳴海は真治に抱きつきながら「私これで十分なんだから。愛の概念を奪って。」といいます。ガイドからは奪えないといいますが、「それじゃダメだよ。人類のこと誤解したままになるよ」しつこくいう鳴海に従い真治は愛の概念を奪いました。
「ほんとに奪ったの?別にどうってことない。変なの」と鳴海はいいますが、真治は床に倒れ込み「なんだこれ?!すごい…」といいます。2人はそのまま海岸にいきます。真治は感動しながら「全部違って見える」と喜びますが、鳴海は「なんにもかわらない」と素っ気なく言うのでした。海の上には赤い雲が立ち込めていました
赤い雲からたくさんの光が降り注いだと思ったらたくさんの光線がでました。それは大地に沢山の攻撃を始めました。真治は鳴海を庇うように抱き寄せました。なるみは興味なさげな顔で真治に抱きしめられていました
2ヶ月後
ボロボロになった地球を真治は歩いていました。病院に辿り着くと生き残った人達が過ごしていました。普段から真治はそこへ通っていました。医師は「どうして宇宙人は侵略を辞めたんだと思う?」と真治に問います。
真治は「彼らもひとつ賢くなったんだと思います」と言いました。医師は「このタイミングには意味があって、山積みの問題をゼロにしてくれた」といいます。概念を奪われた人は徐々に回復しているが、鳴海の症状は初めてで、これからの医療の発達に期待するしかないと言われます。
真治はみかんを持って鳴海の部屋に行きますが、なるみはただぼーっと座っているだけでした。みかんを差し出しても匂いをかぐだけでなんの反応もありませんでした。真治は「ずっとそばにいるよ。最期まで」と鳴海に声をかけますが反応はありませんでした。
考察解説
私なりの考察等をしてみました。
3人の宇宙人
3人の宇宙人がでてきました。元の形態などは明かされていませんか何かに寄生していなきゃ生きていけない個体なのかもしれません。または地球の環境に合わないから何かに寄生するだけで宇宙人の郷では普通にいきていけてるんじゃないかと。
3人にそれぞれ性格があっておもしろいですよね
あきら
どこか行動力のある自由人。地球人のこととかあんまり興味なし
天野
少し生意気な青年。気を許した人にはとことん気を許す。仲間想い
真治
人間というものに興味津々な自由人。
だから侵略者自体にも、人間のように性格や考えがあるのだとおもいます。概念がないだけでどちらかと言うと何も興味無い人間みたいな性格の人種?なのかなと。
侵略が止まった訳
宇宙人は残りは真治だけでした。そして最後に真治は【愛】の概念を鳴海から貰いました。その後真治は風景を見てもなんて美しいんだと感動をしていました。
愛を知ることで世界が変わって見えるって言うのはよく言いますよね。モノクロの世界に色がついたようだと。そんな風景を失いたくない、そんな気持ちにさせてくれる鳴海を失いたくないと思ったのではないでしょうか?
愛を知ってしまったせいで、地球のことをいとおしく思ったため侵略を辞めて愛すことにしたのかと思います。
鳴海のその後
侵略が止まり、なんとか復興を譲渡していました。医師の話では概念を奪われたとしても回復しつつあると。
それは新しい概念を学びつつあるのか、無いなりに折り合いがついているのか。
鳴海は廃人のようにぼーっとしているだけでなんの意欲すら見せていません。愛という概念を奪われたからではないでしょうか
愛は原動力に繋がります。それは人を愛する気持ちでもですが、物を愛する、家族を愛することも出来ないなら、どうでも良くなってしまうと思うんです。愛を忘れたから世界がモノクロに見えてる状態ですよね。
愛を知ったからこそ真治は鳴海のそばにいることにしたのでしょう。どんな姿でも愛すると。
真治がまた鳴海に愛を教えることが出来た時ふたりは夫婦として楽しくやって行けたらいいなあと。一方的なものではなく愛し合うふたりに。
まとめ
散歩するかのように侵略者がいたら…とふと考えさせられる作品でした。
愛は地球を救う的なオチですね。
個人的には鳴海役の長澤まさみの「なんだこいつ」みたいな視線が好きです。
概念というのはとても面白いし考えさせられる映画でした。当たり前にあるものがある日突然亡くなったとしたら?生活に支障はないものの、その概念だけがないとしたらとおもったら奇妙な気持ちになりますね。