【映画】アリータ:バトルエンジェル
天使が戦士に覚醒める
あらすじ
数百年後の未来。サイバー・ドクターのイド(クリストフ・ヴァルツ)は、アイアン・シティのスクラップ置き場でアリータ(ローサ・サラザール)という意識不明のサイボーグを見つける。目を覚ましたアリータは、一切の記憶をなくしていた。だが、ふとしたことから並外れた戦闘能力を秘めていることを知り、なぜ自分が生み出されたのかを探ろうと決意する。やがて、世界を腐敗させている悪しき存在に気付いた彼女は、立ち向かおうとするが......。
予告
ジェームズ・キャメロン
脚本として参加しています。タイタニックやあバーをつくりあげた人物で、世界的評価が高い方です。20年もの構想をあげてつくりあげたそうです。
キャスト
ローサ・サラザール
クリストフ・ヴァルツ
ジェニファー・コネリー
マハーシャラ・アリ
エド・スクライン
ジャッキー・アール・ヘイリー
キーアン・ジョンソン
感想
映像がすっごい綺麗で魅了されます。最近の合成技術ってもう普通の人と見分けがつかないくらいなんだなあと。
そしてアリータがバトルエンジェルとか言われるわけが分かります!たしかに可愛いです。最初は不気味に見えたみためも、見慣れます。そしてチョコとかを頬張る姿や好奇心旺盛な姿に可愛い!ってなります。
さすが20年もの構想を経ただけあってストーリーや設定が緻密です。時間の関係で短縮したところもあったとはおもいますが、作り込まれていてすごい面白かったです。
原作は

銃夢 Last Order コミック 全19巻完結セット (KCデラックス イブニング)
- 作者: 木城ゆきと
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/04/23
- メディア: コミック
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になっており、原作とはだいぶ違うところもありますが、原作ファンからしたら、このシーンあったあった!となるシーンが多くあります
予告とかではどちらかと言うとありーた!って感じですが、内容は全然印象が変わります。アリータのバトルシーンなどに息を飲んでしまって、時間があっという間に過ぎました。
ストーリーネタバレ
空に浮かぶユートピア都市であるザレムと地上に位置し、ユートピアからの廃棄物の山になっているアイアンシティは昔は戦争をするほどの仲でした。
ザレムが勝ちアイアンシティが負けたため、支配するものと支配されるものという関係性が出来ていました。
アイアンシティに住むサイバー医師のイドは鉄くずの中から少女の頭部を見つけそれを復元したイドはアリータと名付けイドは大切に育てました。アリータは長い間休眠していたため記憶を失っておりましたが感情を持ち普通の少女のように育ちました。
イドの元で働くヒューゴと街を探索したり、恋心を抱いたりと普通の少女として育ち、チョコレートやモーターボールに興味を持つ女の子になりました。
ある日イドが隠し事をしてるとあとをつけたアリータはイドが賞金稼ぎであることを知ります。イドがザレムのものに襲われている時にアリータはイドのことを助けましたが、その時に自分にはありえないほどの力が備わっていることに気づきます。
アリータは自身が300年前に失われたテクノロジーで作られた最強兵器だったことを知らされます。
ザレムではモーターボールが流行っており、そこで勝つために最強のモーターボーラーを作りたいと思ってるベクターという男がいました。ベクターの手下であるグリュシカと共に様々なサイボーグを殺したりし、自分の邪魔者を排除していました。
そこに強い少女であるアリータの噂を聞き、アリータのボディを手に入れようと暗躍し始める、イドの元妻であるチレンも故郷であるザレムに帰るためにベクターに協力する。ヒューゴもベクターの元でザレムに行くための資金集めのためパーツ強盗を行っていた。
イドは過去に自分の娘をモーターボーラーに殺された過去があるため、アリータがモーターボールに関わることを決して許してはくれませんでした。しかしアリータはグリュシカにあってしまい、手脚をもがれます。
命からがら逃げ出したアリータはイドにバーサーカーという古代最強のボディを授けられます。アリータはヒューゴがザレムに行きたいことを知り、資金集めのためにモーターボールの試合に出ることにします。
モーターボールではベクターがアリータのことを狙っています。アリータを殺してでもボディを持ってきたものには賞金を出すとまで言っていました。試合が始まった頃、会場に向かっていたヒューゴは殺人の濡れ衣を着せられ、賞金首にされてしまいます。そして、ヒューゴは賞金稼ぎから狙われます。
ヒューゴは無銭でアリータに助けを求めアリータは試合を放棄して向かいますが、皆がアリータを殺そうと躍起になり追いかけてきます。
アリータは虫の息のヒューゴを助けます。ほぼ死にかけていたヒューゴを自分の体と一体化させ、なんとか生かします
イドの元へ帰ってきたヒューゴは急いでサイボーグとしての体を造られます。イドはアリータに、自分がかつてザレムの住人だったことを明かします。下に落ちた人間が戻れることはありえない、ヒューゴはベクターに騙されていたこと、彼の背後にはノヴァという闇の支配者がいることも話します。
怒りに任せてアリータはベクターの元へ乗り込みます。グリュシカとベクターを倒したアリータは本物の悪であるノヴァを恨みます。
ヒューゴはイドの元を抜け出しザレムを目指していました。しかしアリータの説得で2人で生きていこうと決めたところ、ザレムからの刺客により、崖下にヒューゴは消えていきます。アリータは泣き叫びます
数ヶ月後モーターボールの試合に出て優勝し、空を見上げ剣をつきあげるのでした。
ヒューゴは死んだのか?
結構自分勝手に生きていたヒューゴですが最後は落ちていってしまいます。そしてその後は明かされずに終わります。
原作でも同じ最期を迎え、その後は出てきていません。
なので死んだとして捉えるのが自然だと思います
続編、続きはあるのか
非常にきになるおわりかたをしましたよね。
原作でいうと映画になったのは全8巻のうち、4巻くらいまでを実写化したようなので、もしかしたらこの映画が成功して、続編の声が多く望まれるなら、作られる可能性はあると思います。
アリータの見た目。目が気持ち悪い?
これは見ていくうちに慣れます。というか気にならなくなります!
私自身も予告を見た時はなんか違和感が凄かったです。が、
見慣れます。
中盤以降は物語と映像に引き込まれてるからこそ気になりません。むしろ目が大きいという違和感があるからこそ、アリータが際立ってます。
まとめ
アリータバトルエンジェルはその名の通り戦う天使です。アリータのかっこよさもですが、ストーリーの緻密さにおどろかされます。
迫力で見にされるような映像に皆さん酔いしれてみてはいかがでしょうか。
キャメロンの好きとか尊敬が詰まってるそんな映画です。そして観客を鷲掴みにするキャメロンの脚本力におどろきます
もし続編があるならその続きがとても気になる終わり方をしましたね!