SIREN2も前作と同じようにマニアックスが出ています。
前回はSIREN2のストーリーを時系列で紹介しました
今回はストーリーを踏まえて解説考察をしていこうと思います
- 登場人物の夜見島に来た理由
- 加奈江や百合が同じ顔の訳
- ブライトウィン号と市子の関係
- 木船倫子の子ども
- 29年前って?
- 滅爻樹とは
- 母胎と堕慧児の関係
- それぞれのその後
- それぞれが落ちた平行世界
- 須田恭也や繋がり
- まとめ
登場人物の夜見島に来た理由
一樹守
雑誌記者の一樹守は29年前に起こった島民失踪事件の記事を書くことになった。その取材のために訪れた
木船郁子
夜見島に行く船で働いていた。その日も船で仕事をしていた
永井頼人と三沢岳明
自衛隊の物資輸送訓練中にトラブルが起き夜見島に墜落。
阿部倉司と喜代田章子
阿部倉司の恋人である柳子が殺された。容疑が阿部倉司にかかっており、その疑いを晴らすため。
藤田茂
19年前の人間。夜見島に女性がいるという噂を聞いて、やってきた
矢倉市子
19年前の人間。ブライトウィン号で海へ落ちて死んだものの、その遺体をコピーして作った模倣体
三上脩
小説作家。記憶に残る加奈江を思い出すために夜見島へむかった。船が横転した際1人だけ29年前の夜見島へ飛ばされる。そして赤い津波により異界の夜見島へいく
加奈江や百合が同じ顔の訳
加奈江や百合、柳子は同じ顔です。生まれ変わり?と思いきや百合と柳子は同じ時代に存在しています
3人とも母胎の鳩ということです。冥府の門を男性に開けてもらわなければ母胎は地上に帰れません。そのため男性を誘惑する人が必要です。そのため女性(鳩)を送り続けていたのです。
しかし柳子は後天的な鳩です。オリジナルの鳩は加奈江と百合です。
顔のオリジナルは誰?
母胎が生み出してる顔のオリジナルがいるはずなんです。
三上弥生という女性のものです
三上って聞いたことありますよね。そうです。三上脩です。
三上弥生は三上脩の母親です。三上弥生は水難事故で亡くなり、その遺体は行方不明となっていますが、その遺体は虚無の世界に辿り着きました。
虚無の世界の母胎は人間というものをそこで知ります。人間になる(闇人化)ことによって現世に戻れることを悟ったわけです。冥府の門をあけて男性を取り込むために三上弥生の顔を使ったのです
柳子は後天的な鳩?
柳子は鳩の因子を持って生まれました。そのわけは柳子の母親木船典子にあります。
柳子は双子だったわけです。双子の片割れが木船郁子です。
2人を妊娠中海で溺れた母親。その時に母胎から鳩の因子を植え付けられます。
生まれた頃はそっくりだった2人だったけど、次第に鳩の因子が強くなり顔が変わっていく柳子。そういうこともあって家族から離れた模様です。
そして母胎からの指示もあり阿部倉司に目をつけたものの、その生活が楽しく連れていくことが出来なかった
ブライトウィン号と市子の関係
話に関係あるのか突然出てくるブライトウィン号。ブライトウィン号については公式で詳しく書いてあるものがあったのですが、今は見えない模様です
ブライトウィン号は19年前に起こった座礁事故の船の名前です。ただの座礁事故ではなく、船に乗り込んでいた何者かが乗員たちをのみこんでいきました。
唯一の生き残りが木船倫子で木船郁子と柳子の母親です。ブライトウィン号に矢倉市子が乗っていたのはテニスの試合の帰りでした。その時に起こった事故です。
矢倉市子のテニスの試合での帰り道、木船倫子はテニス部のマネージャーでついて言っており、男子部員の中島一郎と付き合っていました。既にその時妊娠していたのです
船の中には死んでいると思われる1人の遺体が共に乗船していました。しかし遺体は起き上がりたくさんの人をのみこんでいきました。倫子を庇うために市子は海へ転落して死亡しました。
その時に海の中の堕慧児により模倣体をつくられたのです。
木船倫子の子ども
前項で書いた通りブライトウィン号に乗っていた木船倫子は14歳ですが恋人との間の子供を妊娠していました。
それが木船郁子と柳子でした。
ブライトウィン号で何者かが人を襲っていたとありますが、それは母胎からの鳩でした。そのため倫子は妊娠中のお腹に触れられてしまい、双子の子供は母胎の因子を継いでしまいました。そのため夜見島で郁子が母胎の動きをとめられたのは因子を持っていたからでした
29年前って?
三上脩の幼少期などは29年前となっています。しかし異界に飲み込まれた際、三上脩だけ29年前の世界に取り込まれています。
どういうことなんでしょう
赤い海に飲み込まれた際に飛ばされたのが異次元の夜見島です。もとの夜見島はきちんと現代にあります。
異次元の夜見島というのは母胎の凄まじい力によって作られたコピーしたものです。なので、波に飲み込まれた際に島民ごと移動してしまったのです。だからみんな29年前の夜見島をさ迷ってます。
三上だけは一時タイムスリップして、津波に飲み込まれる前に行っていたようですが、それの原因や理由は不明
滅爻樹とは
突然出てきて闇人を滅ぼすための道具ですが、滅爻樹とは夜見島に伝わる聖なる木とされています。夜見島では子供が生まれるとその木の枝に名前を描き祀っていたみたいです。
名前が書かれているためその人に使わなければならないのかとおもうが、別に関係ない模様。
闇人を攻撃するとそれをエネルギーに多い茂るみたいです
母胎と堕慧児の関係
大昔何億年前にに光の洪水により地上を追われたものです。かつて母胎のもとから分けられた堕慧児は母胎に裏切られたという感情をもっています。しかし母胎に戻りたいという感情もあり愛憎に満ちているそうです。
母胎はそんな堕慧児をなんとも思ってないようで、邪魔をしてくるので鬱陶しいすら思っていそう。
堕慧児はずっと母胎の真似をしており、模倣体を作ったのも鳩の真似だったりします
それぞれのその後
みな現代に帰れた訳ではありません。それぞれが平行世界に落とされています
永井頼人
母胎が地上奪還を成功した場合の平行世界に落とされます。闇人が苦手とする太陽が黒くなり、闇人達が普通に生活しています。そこに落とされた永井は発狂し持っていた銃を乱射して終わります。
喜代田章子と三上脩
加奈江の意識を取り込みすぎて喜代田章子は加奈江になってしまいました。母胎を倒したことによって取り込まれていた三上脩の魂は解放されました。
現世に帰ることを望まず赤い海の中2人は長い眠りにつきました
阿部倉司
堕慧児や母胎が存在しなかった世界に落とされました。そのため木船姉妹がおらず、柳子は存在していません。自分の殺人容疑はなくなったものの、存在意義はなくなってしまったのでしょうか。
そんな彼に寄り添うのはツカサだけでした
一樹守と木船郁子
唯一現代に戻れたふたり。母胎も消滅し、普通に戻れたはずですが、郁子は太陽の光を異様に眩しがっているのでした。
鳩の因子は残ったままの郁子。そして母胎に近寄ったことにより因子が目覚めたせいなのかで異様に太陽を眩しがっていました。
母胎が居なくなった鳩はその後どうするのでしょう
それぞれが落ちた平行世界
それぞれが落ちた世界に理由があるとしたならば。
永井の場合屍人闇人を恨み恨んで殲滅を行いました。しかし行ったのは闇人の支配する世界。
阿部倉司の場合、自分の罪はなくなったものの、大切なものが存在しない世界
三上脩の場合、会いたかったお姉ちゃんとの永遠の時間
一樹守の場合解決したものの、なにも終わっていない世界
もし最後の母胎の足掻き、復讐だったとしたら、それぞれの望んできた世界と正反対になってるんじゃないかって思います。
三上脩だけはある意味ハッピーエンドなのかもしれませんが…
須田恭也や繋がり
前作との繋がりは羽生蛇村唯一の生き残りの四方田春海をたすけたのが自衛隊員の三沢岳明だったということです。
その際に異界に触れてしまい、精神的におかしくなった模様です
みんな大好き須田恭也はボーナスステージで屍人や闇人の殲滅としてでてきます。宇理炎をつかい痛快に倒していきます。
切ないのが「お前らみたいなのがいる限り何度でも現れる」というものです。それはみやことの約束なのです。全てを滅ぼしてという。
その約束を守り続けています。もしかしたらみやこも須田恭也の周りにずっと居るのかもしれませんね
SIREN無印の考察はこちら
まとめ
SIREN2の世界観などをまとめてみました。考えれば考えるほどたくさんの考察が生まれます。
まだまだ様々な解釈がありいろんな意見が交わっています
是非とも興味のある方はプレイして欲しいゲームです