【映画】ピーターラビット
ケンカするほど、好きになる
あらすじ
イギリスの湖水地方。いたずら好きなうさぎのピーターと心優しい女性ビア(ローズ・バーン)が暮らす家の隣に、ロンドンから神経質そうな青年マグレガー(ドーナル・グリーソン)が引っ越してきた。彼がビアに惹(ひ)かれたことで、ピーターとマグレガーはライバル関係になる。さまざまないたずらを仕掛けるピーターに、マグレガーも反撃を試みるが……。
予告
キャスト
ローズ・バーン(ビア)
ドーナル・グリーソン(トーマス・マグレガー)
サム・ニール(マグレガーおじさん)
ジェームズ・コーデン(ピーターラビットの声/吹替版は千葉雄大)
感想
日本での予告はどちらかと言うと原作みたいなほんわか系に思わせつつも、実際はアクション映画でした。
戦う相手がうさぎになっただけの市街地戦です。
ピーターラビットって絵本の中だけだと思っていたのでそれが実写化になり嬉しくなり見に行きました。
登場キャラクターみんなにきちんと個性があり、うさぎと言ってもみんなジャケットを着ているので見分けがつきます。ほかの動物たちもとても可愛くCGでつくられており、ホントにいるんじゃないかと錯覚するくらいです。
俳優陣も演技がほんとにガチで演じているって言うのがよくわかります。吹っ飛んだりするシーンもすごいなーって思えます。
ミュージカルもあったりしてみていて飽きません。子供は見ていて好きになると思います。トムとジェリーが好きな人は好きになる感じだと思います。
ストーリーネタバレ
青い上着を着たうさぎ「ピーターラビット」は今日も元気にマグレガー家の庭に忍び込み野菜を盗みます。
いつも一緒に忍び込む仲間は茶色いシャツを着た【ベンジャミン】とピーターの三つ子の妹たち【フロプシー・モプシー・カトンテール】でした。
ピーターはいつもの様にみんなに見張りを任せ意気揚々と野菜泥棒をしていますが、マグレガーおじさんに気づかれてしまいます。しかし間一髪でビアに助けられます。
【映画】ピーターラビットより
ビアはマグレガーさんの家の隣に住む女性で職業は画家でした。抽象画は上手くはないけど、うさぎの絵はとても上手でした。ビアの家に遊びに来るうさぎ達をビアは喜んでいましたし、ピーターたちもビアのことが好きでした。
ピーターの家族は三つ子の妹たちと両親でしたが、父親はマグレガーさんに捕まりうさぎのパイにされてしまっていました。母親も亡くなっていました。
ピーターは上着をなくし再びマグレガーさんの庭に忍び込みますが、捕まってしまいますが、マグレガーさんはそのまま倒れ込み心臓発作で亡くなってしまいます。間一髪逃げ出したピーターやほかの動物たちは空き家になったマグレガーさんの家でやりたい放題です。
そこへ現れたのは【トーマス・マグレガー】でした。マグレガーおじさんは大叔父で遺産としてマグレガー家の権利を手に入れたのでした。トーマスはイギリスのデパートハロッズで働いていました。昇進を夢みて頑張っていますが上手くは行かず、怒りで店内で暴れ長期休暇を言い渡されます。
そこで相続したマグレガーさんの家を売るために事前に調査しにやってきたのですが、ピーターたちが家で好き放題したため家の中はめちゃくちゃでした。
【映画】ピーターラビットより
トーマスは動物たちが荒らした後を片付けますが、せっかく自分たちの楽園ができたのにピーターは不満げでした。ビアは笑顔でトーマスに挨拶に行きなんだかいい雰囲気にまでなっていました。
ビアは動物たちが庭にはすきに出入りできるようにとトーマスにお願いしたものの、頑丈なバリケードをされ、ピーターたちは庭にすら入れなくなりました。
それでも忍び込みますがすぐトーマスにみつかり追い回され納屋に逃げ込みます。しかしピーターは逃げたもののベンジャミンはトーマスに捕まり車で運ばれます。ピーターたちはこっそり車の荷台に乗り込み、なんとかベンジャミンを助け出します。
トーマスはそのまま動物駆除の業者へ行き、爆弾を買い込みます。その帰りビアと会い、2人は仲良く帰宅します。そのままトーマスはビアのアトリエへ招待されます。ビアの用意してくれた水にブラックベリーが入っておりアレルギーで飲めないと言いました。
ビアはうさぎも悪いことをしたら頭どうしをぶつけて謝ったりするからといい、ピーターが悪い存在ではないと言います。そこからビアとトーマスの仲が深まります。2人はデートをしたり、ヨガをしたりと恋人になっていきます。
ある日雨が降りビアのアトリエで雨宿りをします。そこへピーターがやってきます。トーマスはビアの手前、嫌がることが出来ませんがビアガみていない隙にトーマスとピーターは喧嘩をします。
【映画】ピーターラビットより
喧嘩のときにビアの絵を汚してしまい、ピーターは追い出されます。ピーターたちの全面戦争が始まりました。
トーマスの家に忍び込み、うさぎ達はトーマスを罠にかけますしかしトーマスもやられたらやり返すというかんじで、庭に電気柵を準備しますが、ピーターたちの方が1枚上手でやり返すのでした。
しかしついにぶちギレたトーマスはダイナマイトを準備します。うさぎ達とトーマスの頂上決戦です。しかしトーマスに追い詰められたピーターでしたが、ここでもビアが登場し事なきを得ます。
しかしその時ダイナマイトのスイッチを落とし、ピーターはそれを拾います。トーマスに一泡吹かせようと押したスイッチはピーター達の家である木を爆発し、倒れた木はそのままビアのアトリエを破壊してしまいました。
ビアはうさぎ達を追い出そうとしていたこと、アトリエを壊したことを怒り、トーマスとビアは喧嘩別れし、トーマスはロンドンに帰っていき家は売りに出されました。
ピーターも自分の家が壊れ、ビアガ悲しんでいる姿を見て自分のした事への後悔がありました。ピーターはベンジャミンと共にロンドンへ向かいます。ロンドンではトーマスが復職しハロッズで働いていました。
ビアも家が壊れた以上そこには居られないため出ていく準備をしてタクシーに乗り込みましたが、三つ子の邪魔で立ち往生していました。
ピーターはトーマスの職場にベンジャミンと乗り込みます。トーマスはピーターをみて幻覚だと思いながらも、従業員の前で追い出そうと暴れますが、従業員からピーターは見えておらず驚かれます。
ピーターの声を心で聴き、トーマスは急いでビアの元へ向かいます。トーマスはビアに「誰もが世界に居場所がある。ここは君の場所だ。離れちゃいけない。君を愛してる」と言いました。
ピーターも爆破は自分がしたとビアの前でスイッチを押してみせます。ビアは驚きながらもピーターとトーマスの主張を信じました。そこへマグレガー家を買ったという夫婦がやってきますが、ピーター達がイタズラをして追い出します。
【映画】ピーターラビットより
トーマスとビアはピーター達を褒めるのでした。ビアの家とピーターの家を修理し、トーマスは玩具屋を作り、ビアはそこでうさぎのイラストを売り、みんなで仲良く暮らしていくのでした。
続編決定
次回作が2020年5月に公開予定です。
https://www.youtube.com/watch?v=CGp5B1vFTQs
ビアとトーマスが結婚することになったものの、自由が恋しくなったピーターがイギリスを旅する感じですかね。
あの武闘派のピーターとトーマスの関係が気になるところです。
まとめ
誰しもが好きなピーターラビットが実写映画としてやって来ました。トムとジェリーのような爽快感があります。
イギリスらしい夢の溢れる設定と、イギリスの街並みまででてくるので、この映画ひとつでイギリスの田舎からロンドンまで街並みも見えるのでお得な感じがします。
誰が見ても楽しめる映画となっています。