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【映画】ラ・ヨローナ 泣く女 あらすじからネタバレ解説。実話なのかアナベル死霊館シリーズとの繋がりは?

【映画】ラ・ヨローナ~泣く女~

ラ・ヨローナ ~泣く女~(吹替版)

生きのびたければ

決して、水に近づいてはならない。

 

あらすじ

1970年代のロサンゼルス。不可解な死を遂げた子供の母親が、不吉な警告を発する。しかし、それを無視したソーシャルワーカーのアンナ(リンダ・カデリーニ)と彼女の子供たちは、ほどなくしてある女の”泣き声”を聞いてしまう―。その日を境に数々の恐ろしい現象に襲われることとなった家族は、教会に助けを求めるが、そこで語られたのは、呪われたすすり泣く女”ヨローナ”の存在だった―。ヨローナはプールやバスタブ、トイレであろうが、水のある所に現れる。果たして家族は逃げ場のない恐怖から逃れることはできるのか―。

 

予告

 

キャスト

リンダ・カーデリニ

マデリーン・マックグロウ

ローマン・クリストウ

レイモンド・クルツ

パトリシア・ベラスケス

 

感想

死霊館シリーズらしいなーとはおもいつつも、今作は1番驚くシーンが多かった気がします。今までの作品も驚かされることがおおかったのですが、群を抜いて多かったです。むしろ幽霊でまくりで、絶対許さないマン見たいじゃんってなりました。

 

ホラーとしてはストーリーも繋がりがしっかりあってよかったとは思うのですが、全体的に画面が暗すぎて何が起こってるのかわからないシーンが多くあり、それは残念でした。ホラーの醍醐味として暗さはいいものですが、暗くて何が起きてるのかわからない理解できないは致命的だと思ってます。

 

ラヨローナというのは日本では馴染みがない存在です。メキシコやアメリカの方ではきっと馴染み深い存在なのでしょう。日本で言う口裂け女やコトリさんみたいなやつなのかなって勝手に思ってます。

 

死霊館シリーズは家族の絆というのが基本にあります。それは悪魔や霊だって壊せない。そいつらを払うために今作の呪術医やローレン夫妻などがあるのだと思ってます。

 

今作は女の執着心というか呪う力の怖さが目立ちますね。ラヨローナは嫉妬から、パトリシアは恨みから全てを破壊する勢いでしたから。

 

死霊館シリーズとはいえ、なんだか見覚えのある顔は神父しか出てこないし悪魔という感じではないから、全く別作品にも感じることが出来ました。これはこれでありだなあと。

 

ストーリーネタバレ

1673年のメキシコ

二人の息子と母親と父親は楽しげに遊んでいました。いつしか父親はいなくなり、3人だけになった家族。それでも仲が良さげにみえましたが、母親は子供を川に沈めて殺してしまいました。

 

1973年のロサンゼルスでは児童福祉局に勤めるアンナの元へ小学校から児童が無断欠席をしているという連絡が入りとある家に向かいました。

 

パトリシアの家に着いたアンナは外から呼びかけますが、子供は無事だからと中の様子を見せてくれません。やっとの説得で中へはいるものの、ロウソクでともされた不思議な雰囲気が漂い、子供たちは会わせてくれず、アンナは子供たちを監禁しているであろう部屋に無理やり押し入ります。

 

子供たちはなにかに怯えるように部屋の中にいました。子供たちは施設へ連れていかれます。2人の手首には酷いやけどがあり、子供たちは「どこも安全じゃない」というのでした。

 

アンナもシングルマザーで長男のクリスと長女のサマンサがいました。

 

そのよるパトリシアの子供の2人は近くの川で溺死しているのが見つかりました。

現場に駆けつけるアンナは家に子供を置いては行けず、子供たちを車に乗せて現場に向かいます。パトリシアは泣き崩れ、アンナに向かって「お前のせいだ!」「ラ・ヨローナから守ろうとしたのに」と叫びました。

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【映画】ラヨローナより

 

その頃クリスが車から降りて散策中、真っ白な服をきたラヨローナが現れ、クリスの手首を掴みます。クリスの手にはパトリシアの子供と同じような火傷ができるのでした。

 

パトリシアは子供の殺害時刻に教会で祈りを捧げていたため、アリバイがありました。ラヨローナについて気になったアンナは協会の神父に話を聞きに行きました。

 

ラヨローナはメキシコ発祥の話で、とある女性が男性と恋に落ちて2人の子宝に恵まれたものの、男性は家族を置いて浮気相手の元へ消えてしまいました。男性を愛していた女性は嫉妬に狂い子供を川で殺害後、我に返り同じ川で命を断ちました。そして亡くした子供の代わりを探し子供を攫うという哀しいはなしでした。

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【映画】ラヨローナより

 

その頃自宅でアンナの子供たちは遊んでいました。サマンサが雨上がりに庭のプールに行くと、ラヨローナが現れ、手首を掴み消えてしまいました。サマンサの手首にも火傷が残りました。

 

2人ともアンナには相談できずにいました。その夜、アンナの上司がやって来てディナーを一緒に食べますが、子供たちはどこか元気がなさげでした。上司が帰ったあとみんなが寝静まったあと、アンナは家に違和感を感じ家を見回ります。

 

するとクリスが寝たまま外に出ようとしています。急いで部屋に戻しますが、子供部屋にラヨローナが立っており、アンナだけ締め出されてしまいます。アンナはラヨローナを強盗だと思ってバッドで追い立てますが、いつの間にか姿が消えており、アンナを脅えながら見つめる二人の子供の姿だけがありました。

 

翌日アンナはパトリシアに面会に行きます。容疑が完全に晴れたわけでなく留置所にいるパトリシアにアンナはラヨローナについて聞きます。

 

パトリシアはあの日、監禁したのではなく子供たちを隠していたのにラヨローナにとられた。それはアンナのせいだと言い、事件当日は教会で祈っていたのではなく、ラヨローナに次はアンナの子供を狙えと願っていたと呪詛を吐きます。

 

その頃家に残されたアンナの子供は再びラヨローナを目撃してしまいます。クリスは逃げる最中階段から落ち、帰宅したアンナに病院へ運び込まれます。病院で手首の傷を見られ、アンナには虐待の容疑がかかります。子供たちは児童福祉局に連れていかれはしませんでしたが、アンナはラヨローナの存在を信じました。

 

アンナがクリスに何があったか聞いている時、1人サマンサはお風呂に入っていました。サマンサは人の気配を感じ、母であるアンナだと思い髪の毛を流してくれるように頼みました。しかしそれはラヨローナで、サマンサは静かに湯船に沈められました。

 

サマンサの抵抗する音が聞こえアンナら急いで浴室に向かいます。そこでは溺れているサマンサがおり、急いで引きあげだきしめます。

 

アンナは神父の元へいき、助けを求めます。しかし大司教の認可がいるため数週間先になると言われてしまいます。そこで紹介されたのが呪術医でした。

 

呪術医の元へいき、協力して貰えることになったアンナでしたが、呪術医はラヨローナのことを「神にも見放された霊」だといい難航すると言われます。

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【映画】ラヨローナより

 

アンナは自宅に戻り呪術医と結界を貼ります。たくさんのロウソクをおき、メキシコの木で作った十字架を使います。

 

そして夜が来てみなで固まっていると、ロウソクの灯りが消え何者かの気配がします。しかし結界の中には入ってこれないラヨローナですが、サマンサがぬいぐるみを取りにこっそり結界を崩した途端、サマンサをプールに引きずり込みます。

 

アンナがなんとかサマンサを取り戻した時ラヨローナの首からネックレスを引きちぎってしまいます。子供二人をさらに結界の中に入れ、呪術医とアンナは見張りをします。何者かの気配がし、そちらに向かうとアンナの子供を家から出そうとするパトリシアの姿がありました。

 

するとラヨローナが反応したようにアンナは物置に閉じ込められでてこれません。子供たちは急いで屋根裏へ逃げ込みますが目の前にはラヨローナが迫っていました。

 

しかしいつもの恐ろしい形相ではなく、優しい女性の顔をしていました。クリスがラヨローナからもぎとったネックレスを持っていたからでした。しかし慈しむように子供たちに触れていた手は、ラヨローナが鏡を見てしまい、元通り恐ろしい顔に戻ります。

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【映画】ラヨローナより

 

アンナは物置を通さないようしているパトリシアに叫びます。子供を失う悲しみを知っていたパトリシアは二人の子供を自分の子供と重ねてしまい、アンナを部屋から出しました。

 

アンナは急いで子供たちの元へいき、ラヨローナにメキシコの木でできた十字架を指します。ラヨローナは絶叫しながら消えていきました。

 

全てが終わり呪術医を見送ったアンナ達。しかし水溜まりからは子供の笑い声がしているのでした。

ラ・ヨローナ ~泣く女~(吹替版)

ラ・ヨローナ ~泣く女~(吹替版)

  • 発売日: 2019/08/04
  • メディア: Prime Video
 

 


考察解説

私なりの考察や解説をつらつらと書いていきます。

 

ラ・ヨローナって?

中南米に昔から語られている怪談話だそうです。都市伝説的な感じで語られているらしく、日本で例えるなら「むらさきかがみ」「めりーさん」とかと同じ感じなのではないでしょうか。

 

あんまり調べてもちゃんとしたのがでてこないんですよね。映画と同じで自分の子供を殺した女が泣いていて、その声を聞いたものはターゲットになる形見たいです。

 

泣き女(バンシー)との違いは?

泣く女って聞いてから私はバンシーが思い浮かんだんですよね。イギリス(アイルランドやスコットランド)発祥の妖精みたいです。

 

人の死を叫び声で知らせる妖精らしいです。ラヨローナとどこか似てますよね。

 

昔から語られている妖精なので様々な国で様々な姿で語り継がれているみたいです。もしかしたら、中南米で子供殺しの事件があり、昔から語られているバンシーと掛け合わされて生まれたのがラヨローナなのかも知れませんね。

 

ラストの笑い声は?

最後に含みのある終わり方をしましたよね。水たまりに映るアンナと子供の笑い声で終わります。

 

一瞬ラヨローナが消されたことによりそれまで殺された子供の魂の解放か自分の子供にむかえにきてもらったのかなって思ったのですが、そんなハッピーエンドでは無い気がしてます。

 

多分誰でもラヨローナになる恐れがあるという嘲笑いなのかも知れません。児童福祉局に勤めているアンナだって何かしらの原因で自分の子供を殺める可能性がある。という意味を持っているのだと思いました。

 

死霊館シリーズのつながり

シリーズと言うだけあってたくさんのさくひんがあります。それぞれ繋がりがあるのですが、それはこちらで詳しく話しています。

 

この作品ででてきた神父がアナベルの時にでてきた神父です。このシリーズは何かしらつながりがあるのがファンとしては喜ばしいですよね

 

まとめ

死霊館シリーズとしては今までと少し系統が違ったんじゃないかって思います。繋がりはあるものの、どちらかと言うと、スピンオフ作品だったように思えます。

 

驚かされるシーンが多くあります。Jホラーのような生ぬるいものではなく、ドカンと来ます。大きい音ともに。

 

びっくりしながら見たいって人には面白いと感じるかもしれません。幽霊は今までの作品だと一体ではなかったのですが、今回ラヨローナだけです。今までと雰囲気の違った除霊なども見えるので雰囲気だけでもたのしめます。