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【映画】殺人鬼を飼う女 あらすじからネタバレ結末。多重人格とバッドエンド?

【映画】殺人鬼を飼う女

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快楽の人格四重奏

 

あらすじ

キョウコはビストロで働く美しいギャルソン。だが幼い頃義父から性的虐待を受け続けた過去により、複数の人格が潜んでいた。別人格はキョウコを愛するレズビアンの直美、自由奔放なビッチで母親と同じ名を名乗るゆかり、そして虐待を受けた小学生のままのハルという様々な人格と辻褄を合わせながら暮らしている。
母親の友香里は若いころから異性関係に奔放で、年下の彼氏がいながら、娘の職場にまで金をたかりくる有り様だが、お互いに嫌悪感を抱きながらも離れられずにいた。これらにより異性を好きになることのないキョウコであったが、ある日マンションの隣人が憧れの小説家・田島冬樹と知り恋心を抱き始める。そして二人の距離が縮まるにつれ、田島の周辺に不可解な出来事が重なり、別人格たちは田島の前にキョウコに近づかないよう忠告し、母親は「あの子は普通じゃない…」と助言をし、田島は次第に解離性同一性障害のキョウコを受けとめようとする。
だがある日、キョウコの腕に“殺す”という恐ろしい文字が真紅の口紅で書かれ、何かを察したキョウコは動きにでるが、今まで保たれていた均衡が大きく崩れ始めようとしていた―。

 

予告

 

感想

年齢制限が付いてる映画で、予告段階からすごく気になっていた作品でした。

監督は「中田秀夫」さんで、リングやスマホを落としただけなのにが有名な方です

 

設定はすごく好きなんです多重人格でそれで狂っていく人格同士という感じが。しかも、それぞれの人格は同じ人ではなく、それぞれ女優さんがキャスティングされているため、見ているこちらもわかりやすくストーリーにも入っていきやすかったです。

 

ラストは周りから見たらバッドエンドなのに主人公にはハッピーエンドという終わりです。

 

もう少しだけ殺人鬼のくだりはきちんと見せて欲しかったなあと。

 

あとエロスが多すぎて見てて少しげんなりしてきます。こんなにいる??みたいな。13日の金曜日並にエロスです。隙あらばエロス。

 

ストーリーネタバレ

ビストロでギャルソンとして働くキョウコは幼少期の父親からの性的虐待により多重人格となり、今日この他に別人格3人と折り合いをつけながら生きてきました。

 

キョウコを愛し守るレズビアンのナオミ、キョウコの母親のように男好きで母親と同じ名前のユカリ、純粋無垢な少女ハル、そしてキョウコの4人で多重人格であることを隠しながら生きてきました。

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ある日、キョウコは引越しをした先の隣人が憧れの小説家、田島冬樹だったことに浮き足立ちます。ファンであることを明かし、本を借りる仲にまでなりました。田島の著書の中に「私の中の私」という本があり、多重人格者の主人公か愛する人と出会うという内容で、自身も多重人格者であるキョウコには思い入れの強い1冊になっていました。

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しかしそれをよく思ってないのが人格の一つであるナオミでした。こっそり借りた本を捨ててしまい、田島を怒らせてしまいます。そんなとき、キョウコの実母である友加里が現れ、お金をせびります。

 

ある朝目覚めるとキョウコの腕には赤い文字で「殺す」と書かれており、不審に思いほかの人格に聞くも、皆知らないと言うだけでした。

 

キョウコは母の元へお金を私に行きますが、突然ユカリの人格と入れ替わり、ユカリはキョウコの母のヒモである亮太を誘惑します。それを見て戸惑う母を後目に笑いながらユカリは帰宅しました。

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しかしユカリのした突然入れ替わることは人格たちの中ではルール違反でした。そのためしばらくは表の世界に出ないことを言い渡されますが、その夜みんなが眠った後に再びキョウコの体を借り、亮太に会いにゆき、情事にふけります。

 

しかし翌朝キョウコの元へ母がやってきて、亮太が帰ってこないことを責めてきます。キョウコの体から亮太の残り香がするとヒステリックに殴りかかってきますが、隣人である田島が助けに入り、母は怒りながらも帰宅します。

 

田島に手当をされながら、キョウコは捨ててしまった本を返しました。この本が好きで何度も読んだことを伝えると田島もきょうこが好きだったと言いながら、キスをしようとしますがきょうそこでハルの人格と入れ替わってしまいます。

 

ハルはキョウコに近づきすぎると危ないと忠告します。田島は過去に自分を脅してきた今日この姿をしたナオミをおもいだし、キョウコは多重人格だったのだと気が付きます

 

その後亮太の遺体が見つかります。田島はそのことを知りキョウコを心配し、キョウコの職場に行きますが、シェフの谷口にキョウコは来ていないと追い返されます。

 

谷口はキョウコが亮太と情事に耽っているのを隠れてみていましたが、その後キョウコが亮太を殴り殺すのを見ていました。その人格は4人どれでもなくあたらしく出来たバケモノの人格でした。

 

谷口に返された田島は帰り道でキョウコの母に出会い、キョウコがああなった事情を聞きました。しかしその夜キョウコの母は帰宅するとバケモノにより殴り殺されました。

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キョウコは自宅に戻るとほかの人格達が豪華な食卓を囲んでいるのを見ます。すると警察から母が殺されたという連絡が入ります。その時全てを思い出し怯えます。ほかの人格に助けを求めますが、誰からも反応がありません。

 

キョウコは全てを受けいれ自殺を試みますが、そこへ田島がやってきます。岡崎を殺してしまうことを脅えるキョウコに「君になら殺されても構わない」と告げます。キョウコは崩れ落ち、泣いてしまいますが、岡崎がそれを優しく抱きしめてくれます。

 

愛し合いながらキョウコ達は田島の首を絞め殺します。朝が来ると死んだ田島と小説を読みながら呆然とするキョウコと遠くからパトカーの音が響くのでした。

 

どうして田島は殺されたのか

殺されに来たと言いながらも、一見和解というかんじにみえましたが、最後はそれぞれの人格によって殺されてしまいます。

 

得体の知れない人格バケモノに殺されるくらいなら、曲がりなりにも田島を大切に思っていたそれぞれの人格が…っていう形なのでしょうか。

 

それとも誰かが化け物を演じていたのか…こっちの可能性はほぼないですね。そうだったらもっと面白いなあと。

 

まとめ

もう少しエロシーンを削ってでもしっかりとそれぞれの人格を掘り下げて欲しかったという印象です。

 

こんなにエロスのシーンがあるとは知らずに行くと度肝をぬかれます。13日の金曜日です。

 

でも設定等は魅力的でもっといろんなことを知りたいなあと思える作品です。中田秀夫監督のホラーらしさではなく、純粋にエロスを求めたサスペンスって感じです。むしろストーリーがしっかりしているセクシービデオを見ている気になってきます。

 

女優さん達の怪演を是非見たい方は劇場へ!