ぺぺの映画備忘録

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【映画】ちいさな独裁者 あらすじから結末ネタバレストーリー考察まで。胸糞注意、実話の借り物の権力の暴走

【映画】ちいさな独裁者

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丈の長い軍服

借り物の権力

 

 

あらすじ

1945年4月ドイツ。

『第2次世界大戦』終戦まであと1ヶ月。

敗色濃厚なドイツでは兵士の軍規違反が相次いでいた。

命からがら部隊を脱走した『ヘロルト』は、打ち捨てられた車両の中で軍服を発見する。

へロルトは、軍服を身にまとって大尉に成りすます。

そして、道中で出会った兵士たちを次々と服従させていく。

ヘロルト衛兵隊のリーダーとなった若き脱走兵。

傲慢な振る舞いをエスカレートさせ、ついには大量殺戮へと暴走し始めるが・・・

第2次世界大戦中の実話を映画化し、成り行きから権力を手に入れた若者の変貌を描いた衝撃作

 

予告

 

感想

これは胸糞悪くなる映画でした。救いがないという要素ではなく主人公がただただ憎らしく感じる映画です。

 

そして、この話が実話という事実です。映画の内容はほぼ、Wikipediaのヘロルトの欄にに書いてあります。

ヴィリー・ヘロルト - Wikipedia

 

人間が権力を持つと勘違いをしてどんどん物事を進めていく感じです。

 

ただただやるせない。そんなストーリーです。きっと彼のことをうらんでる人はたくさんいる現実です。

 

簡単なストーリー結末

ある日脱走兵のヘロルトがいました。その脱走のさなか、乗り捨てられてる車があり、そこを覗いてみると軍の上等兵が着る服がありました。それを着て進んでいると、同じドイツ軍の敗走兵がおり、自分のことを上等兵だと思い、今後の指示を求めてきます。

 

ヘロルトはその嘘を突き通すことを決意し、軍の本部を目指しながら多数の敗走兵を自分の部隊に入れます。

 

そしてヘロルトの部隊は大きく、そしてヘロルト衛兵隊などと名乗るようになったのでした。

 

ヘロルトはとある、収容所に配属されます。そこの収容所は許容数を超え、治安も悪くなっていました。

 

ヘロルトはヒトラーにこの収容所の全責任を受け取ったとをつき、その収容所自体を自分の支配下におきます。

 

収容所にいたほかのドイツ兵達もこの収容所の悪い所がもっと上の人間にばれるといけないと危惧し、ヘロルトの言うことを聞くのでした。

 

その収容所でヘロルトは収容されている人たちをどんどん虐殺をしていきました。数が少なくなると、さらに人を集め拷問虐殺を繰り返しました。容赦なく物怖じもせずするため、 周りも驚くくらいでした。

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しばらくすると収容所がイギリスによって空爆を受け、多くの囚人が脱走しました。ヘロルト達も収容所を放棄し逃亡します。その事がバレるとやばいと思ったヘロルト隠れながら犯罪を犯しながら、人を殺しながら、自分の部隊とともに逃げます。

 

逃亡は続かず捕まり、裁判にかけられますそして全てが明るみに出るのでした。そしてヘロルトは自分の犯した罪によって死刑判決が出るのでした。

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死刑判決後ヘロルトは自分で殺した人達の遺体を掘り起こす作業をさせられたのでした。

 

考察

この映画の怖いところは人間の集団心理と、その頂点に立つもののことですね。

豚もおだてりゃ木に登ると言いますが、この人もそんな感じだったのかなあと。

 

普段内気な人でも臆病な人でもなにか注目されることがあったら調子に乗ってしまうこともあるし、逆に打ちのめされたらきっと立ち直れないだろうし。

 

おだてまくって木に登った豚は最後は自分の体重を支えきれなくなって木が折れる。

おだてた者達も倒れてきた木に潰される。

 

そして彼の死は因果応報、自業自得といわれるべきでしょうが、もっと彼には因果がなければいけないことをしてしまってると私は思います。

 

どんな思いで死んで行ったのでしょうか。

 

そして監督が

 

彼らは私たちで、私たちは彼らだ。

過去は現在なのだ。

 

という言葉をこの映画に述べています。

 

この言葉がこの映画の全てですよね。戦争だけの話ではなく、現実社会でも普通にありえるのです。いじめ問題やパワハラ、ネット上でのリンチ。

 

全てがこの言葉に当てはまるそんな気がします

 

まとめ

決して見て爽快になれる映画でもなく、むしろ胸糞が悪くなっておわります。

 

歴史好きなひと、第二次世界大戦内容などそういった歴史物としてみるか、一人の男の人生を知るとしてみるのがいいのかもしれません