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【映画】チェンジリング あらすじや結末、元ネタは?【ネタバレ】【ノンフィクション】

【映画】チェンジリング

チェンジリング (字幕版)

どれだけ祈れば、あの子は帰ってくるの?

 

あらすじ

1928年、ロザンゼルス。クリスティン・コリンズ(アンジェリーナ・ジョリー)は、9歳の息子ウォルター(ガトリン・グリフィス)を抱えたシングルマザー。彼女は息子の成長だけを生きがいに、日々を送っていた。だがある日突然、ウォルターが自宅から姿を消す。警察に捜査を依頼するクリスティン。そして5ヵ月後。警察からウォルター発見の朗報が。だが、クリスティンの前に現れた少年はウォルターではなかった。クリスティンが違うと訴えても取り合わない警察。そして彼女は精神異常だと言われ、精神病院に連れていかれる。ある日、とある少年が大量殺人事件について告白をしていた。クリスティンはウォルターを探すことが出来るのか。

 

予告

 

キャスト

監督:クリント・イーストウッド 

出演:アンジェリーナ・ジョリー(クリスティン・コリンズ)

ジョン・マルコヴィッチ(グスタヴ・ブリーグレブ牧師)

ジェフリー・ドノヴァン(J・J・ジョーンズ警部)

コルム・フィオール(ジェームズ・E・デイヴィス警察本部長)ほか

 

作品情報

製作年:2008年
上映時間:142分
ジャンル:ヒューマンドラマ、サスペンス

 

ストーリー解説

1928年3月シングルマザーのクリスティンの息子ウォルターが行方不明になります。ロサンゼルス市警に連絡しますが行方不明の捜索は24時間たってからと門前払いされます。

 

それから2週間経ってもウォルターは見つからず、その事がラジオなどで報道され、ロサンゼルス市警の無能さと親子のことが大きくマスコミに書かれるようになりました。

 

とある街で子供が食堂に置き去りにされる事件があり、その子供はウォルターと同い年の子でした。ロサンゼルス市警はその子がウォルターと決めつけました。ロサンゼルス市警はこの事件で世間から叩かれ、汚名を返上しなければいけないと思っていたため、不正を行ったのです。

 

息子が見つかったと連絡を受けたクリスティンは喜び、汽車で帰ってくる息子を迎えに行きます。そこにはもちろんマスコミや報道陣が駆けつけているのでした。しかし汽車から降りて来たのは見た事もない少年でした

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映画 チェンジリングより

 

クリスティンは息子ではないと訴えますが、警察は5ヶ月も経てば印象は変わると言い放ち、別人の子供ですら、自分の名前はウォルターだと言い、クリスティンは動揺する中記念撮影が行われるのでした。

 

偽ウォルターは本物の息子と全然違い、身長も低くなり、割礼をされていました。クリスティンは警察に行きますが取り合ってもらえず、タールという医者にいけと言われます。タール医師はクリスティンの妄言だと言い、近所にまで息子を受け入れられないやつだと言い回ります。

 

何度も警察に行くクリスティンは警部から「子どもがいなくなって、独身時代の気楽さに味をしめて、今度は子どもが邪魔になったのだろう。だから別人だと言っているのだろう」というひどい言葉もぶつけられます。

 

しかし、クリスティンの意見を牧師であるグズダヴは信じ、証拠をつかみ、マスコミに知らせることを提案します。

 

クリスティンは証拠を積上げるために歯科医に行き、医師の証言と通っていた学校に行き教師の証言を得ました。そしてマスコミとともに証言をし、起訴するというのでした。

 

そこで困ったロサンゼルス市警はクリスティンを呼び出し、罵倒した後精神病院にコード12という名目で無理矢理入院させます。

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クリスティンは病院で酷い扱いを受けました、そこで同じコード12ということで入院させられた女性に出会い、意味を知らされます。コード12とは、警察を意味しました。要は、警察にとって不利な存在の者を入院させる…それが「コード12」の意味でした。

 

病院では医師に逆らうと電気ショックの拷問を受けます、それが嫌でみんな大人しくしています。キャロルもそうしていました。

 

同じ頃牧師であるグズダヴはキャロルがいなくなったことを怪しみ行方をさがしていました。

 

また、同じ頃、不法滞在を疑われたサンフォードという少年がいました。警察に聴取される中サンフォードはたくさんの子供をいとこを手伝って殺したと供述しました。刑事は当時行方不明になっていた少年たちの写真を出し見覚えのあるのは誰かと聞くと、何人もあげる中ウォルターの写真もありました。

 

刑事は慌ててロサンゼルス市警に連絡しますが、ロサンゼルス市警はこのことが公になるとクリスティン親子の不正がバレると思い、クリスティンが入院している病院に、クリスティンが退院したら何も無かったというようにする契約書にサインさせるように言いますが、クリスティンは拒否します

 

一方でサンフォードは牧場で刑事にここに死体を埋めたと言います。そこを掘り起こすと骨や靴が沢山出てきます。ここでサンフォードのいとこであるゴードン・ノースコットという男が20人もの少年を殺した罪で指名手配をされます。

 

マスコミもこのことを大々的に報道し、ウォルターも被害者の中にいたと報道します。ここで隠すことが出来ず、クリスティンは病院から退院できます。

 

そのころゴードンが逮捕され、クリスティンもロサンゼルス市警を訴えコード12で収容されてる人たちを解放します。

そして捜査は一気に進み、偽ウォルターは義母との折り合いが悪く、映画スターに会いたいために嘘をついていたとされます。

 

裁判の結果ロサンゼルス市警にもバツがおり、ゴードンも死刑が言い渡されます。しかし裁判の時ウォルターは殺していないとゴードンが言ったのでクリスティンはそれだけが心の拠り所になります。ウォルターは生きていると信じるのです。

 

ゴードンの処刑前日面会にクリスティンは向かいます。ゴードンは「もうこれ以上嘘をついて、地獄に落ちたくない」といい、クリスティンが質問する「息子を殺したの?」という問いをはぐらかします。
(はぐらかすということは、殺害したということ)

ゴードンが処刑され暫く経った頃、行方不明だった子供が1人見つかります。クリスティンは急いで向かうとウォルターではありませんでしたが、少年はウォルターを知っていると言います。監禁されてる時に脱走する時に自分のことを助けてくれたと言います。しかしゴードンに脱走がバレ、ゴードンが銃を乱射したため、誰が助かって死んだのかわからないと言いました。

 

クリスティンはゴードンが死んだ今真実は分からないが、もしかしたらウォルターも逃げ切れて生きているかもしれないと思い、生涯をウォルターを探すためにさ捧げました。

 

 

感想

アンジェリーナ・ジョリーの演技もあって迫真です。この事件のことを知らずに見ていたのですが、こんな残虐なことがあったのか…とビックリします。

途中の偽ウォルターも腹立つし、ロサンゼルス市警も腹が立つというある意味胸糞展開です。

 

この事件どう言った経緯があったのか調べてみました

 

ゴードン・ノースコット事件

ゴードン・ノースコット事件(ゴードン・ノースコットじけん、Gordon Northcott)とはアメリカ合衆国で1920年代後半に発生した連続少年誘拐殺人事件である。別名をワインヴィル(現在のマイラ・ローマ)養鶏場連続殺人事件"Wineville Chicken Coop Murders"と呼ばれている。裁判で有罪になったのは3人の殺害であるが、本人いわく犠牲者はウォルター・コリンズなど20人としている。

Wikipediaより

 

今から約100年前の事件です。映画には出ていなかった、母親の助けも借り、少年を誘拐してきて虐待しては殺していたそうです。しかし3人の殺害の容疑でしか起訴されなかったのは痛いの骨を石灰化させ、処分していたからだと言われています。

 

原作とは違うのは、ゴードンはウォルターを殺したことを裁判で認めています。そして母親も終身刑が課されています。しかし12年後に仮釈放されています。

 

まとめ

実際に会った事件なだけ胸糞注意な映画です。

昔だから有り得たことなど忠実に再現しています。警察の汚職などロサンゼルス市警についてもわかります。

アンジェリーナ・ジョリー好きな人も注目作品です

 

心が握りつぶされるような映画です。アンジェリーナ・ジョリーの演技力であっという間に終わってしまう映画です。