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【映画】轢き逃げ あらすじからネタバレ結末。犯人は誰?ラストの意味

【映画】轢き逃げ 最高の最悪な日

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なぜ、愛する娘は

死んだのですか?

 

あらすじ

ある地方都市で起きた交通事故。一人の女性が命を落とし、轢き逃げ事件へと変わる。
車を運転していた青年・宗方秀一、助手席に乗っていた親友・森田輝。二人は秀一の結婚式の打合せに急いでいた。婚約者は大手ゼネコン副社長の娘・白河早苗。悲しみにくれる被害者の両親、時山光央と千鶴子。その事件を担当するベテラン刑事・柳公三郎と新米刑事・前田俊。平穏な日常から否応なく事件に巻き込まれ、それぞれの人生が複雑に絡み合い、抱える心情が浮き彫りになっていく。
彼らの心の奥底に何があったのか?何が生まれたのか?
その悲劇の先に、彼らは何を見つけられるのか?

 

予告

 

キャスト

中山麻聖 石田法嗣 小林涼子 毎熊克哉
水谷 豊 檀 ふみ 岸部一徳

 

監督・脚本 水谷 豊  

音楽 佐藤 準

 

感想

水谷豊が監督脚本?!って思って見に行った映画です。

 

個人的には少し脚本に無理があるかなあと思うシーンがちらほらありましたけど、物語は一貫性があり、好きな展開でした。

 

前半の映像の迫力にはびっくりしました。ドローンを駆使した撮影法らしく、どろーんでここまでとれるのか!と感心しました。

 

男の嫉妬

父親の執念

仕組まれた謎

すべてが驚きの連続でした。

 

映画の前半は加害者にスポットを当て、解決したかと思わせておいて、被害者被害にスポットを当てどんでん返しという展開です。

 

個人的にはラストのシーンは納得出来ないかなあとかも思ってしまいます。自分の子供が事件で亡くなったら加害者側全てが憎くなりそうです。憎むけど先に進んでいってと思いやれる自信がありません。できるなら目の前から消えてほしいし、一家で路頭に迷って更生なんてしてもらいたくない、どん底にい続けて罪の意識で悔やみ続けて欲しいと思ってしまいます。

 

そんな考えを持ってるからこそ前に進めないという意味もあるのだとは思いますけど(笑)

 

脚本はもっと辻褄を合わせて欲しいと思いましたが、映画としては大好きな作品です。

 

水谷豊さんは才能がありすぎてびっくりです

 

 

ネタバレストーリー

物語は約束に遅れそうな男性二人が抜け道として猛スピードで住宅街に入ったところから始まります。猛スピードで曲がったところに女性がおり、撥ねてしまいました。

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車を運転していたのは大手建築会社に勤める森田輝と宗方秀一でした。秀一は副社長の娘と結婚する予定があり、結婚式の打ち合わせに遅れそうになり輝と急いでいた矢先の事故でした。

 

2人は動かない女性を見てそのまま車でその場から急いで立ち去りました。轢き逃げをしたのです。

 

翌日ニュースで女性、時山望が亡くなったことをしった秀一と輝。2人は罪悪感に苛まれますが、今の立場を捨てて自首するなんてことはできませんでした。秀一と輝は何事も無かったかのように生きていくことを選びます。

 

しかしそんなふたりの元へ怪文書が届くようになり、結婚式当日では差出人不明の事故を示唆するような内容の電報まで届きます。二人の逃走劇は呆気なく、監視カメラの映像により終わりを告げます。結婚式の翌日に秀一と輝は警察により逮捕されます。運転していた秀一はそのまま勾留されますが輝は釈放されました。

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会社では副社長が責任をという声がのぼり副社長側の人間が退職をするということにまでになりました。

 

場面が代わり、被害女性の望の両親である時山光央と千鶴子は娘の死を受け入れられず苦しんでいました。そんなとき刑事に望の遺留品から携帯電話が見つからないことを告げられます。持って行ってなかったのではないかと家中探しますが携帯電話は発見されませんでしたが、望の日記を偶然発見します。

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日記を読むと事故当日に誰かと喫茶店で待ち合わせをしていたようでした。喫茶店で娘のことを聞くと白いジーンズを履いた男性と何度か会っていたのを目撃したと言われます。光央はそのまま望の友人から最近合コンしてそこで白いジーンズの男と出会ったことを教えてもらいます。

 

その男性を探していくと、なかなか顔写真は出てこないものの、唯一写った映像から光央はその男性が誰だったかを知ります。そして光央はその男が望の携帯電話を持っていると確信し、その男性の家へ忍び込み携帯を探します。

 

携帯が見つかったと同時に男性は帰宅し、光央と揉み合いになります。部屋に明かりが着いた時その男と光央は対峙します。

 

その男とは輝でした。

 

全てをしくんだのは輝だったのです。いつも秀一の引き立て役だったことに劣等感を抱き、わざと望を当日に呼び出し、わざと秀一との待ち合わせに遅刻し、助手席で急ぐように騒ぎ立て、狭い路地を進ませました。そのままのスピードで望と接触し、轢き逃げをわざと起こしたのでした。そして怪文書などを仕組み秀一を追い詰め悦にひたっていました。

 

輝はそのまま逮捕されました。

 

秀一に会いに行った婚約者は自分の罪の重さを知り打ちひしがれているのを観、自分は秀一が出てくるのを待ち続けるというのでした。

 

事故現場に向かった望の母はそこで秀一の婚約者似合います。お互いが被害者と加害者と言う関係ながらもこれを乗り越えていかなければならないと、お互いを思いやるのでした。

 

望の両親は全てが終わったあと、お互いに感謝し合うのでした

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まとめ

ある意味この英語は現代への警告もあるのだと思います。あなたのその運転で人が死んだ時これだけの人が苦しみ、これだけの人に迷惑がかかると。

 

そして自分だけでなく、自分の家族にもその十字架を背負わせて歩いていくというそんな意味も込められていたと思います。轢き逃げなんてするな、安全運転しろと言う意味が込められているのかなあと。最近は煽り運転や暴走運転、などがよくニュースでとりあげられてますから。

 

もし自分の家族がとそんな想像をしてしまうえいがでした。緊迫感溢れる冒頭の映像も自分のことのように思えてきます。

 

ベテラン俳優陣が多くいるので見ていて安定感もあり、緊迫感も伝わってきます。最近の事故で思うところがある方にはおすすめの映画でした