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【映画】死霊館のシスター あらすじからネタバレ結末解説。実話なの?全ての元凶がここに!

【映画】死霊館のシスター

死霊館のシスター(字幕版)

呪え。

祝え。

 

あらすじ

実際にあった心霊現象をベースに描く大ヒットホラー「死霊館」シリーズの始まりを描く物語。1952年、ルーマニアの修道院でひとりのシスターが自ら命を絶つ。事件には不可解な点が多く、真相を究明するため派遣されたバーク神父と見習いシスターのアイリーンは、調査の過程で修道院に隠された想像を絶する秘密にたどり着く。そして2人は、決して関わってはならない恐るべき存在「悪魔のシスター」と対峙することになる。

 

予告

 

キャスト

 

修道女アイリーン: タイッサ・ファーミガ
バーク神父: デミアン・ビチル
モーリス・テリオールト/フレンチー: ジョナ・ブロケ
ヴァラク/悪魔の尼僧: ボニー・アーロンズ
修道女ヴィクトリア: シャーロット・ホープ
修道女オアナ: イングリット・ビス
グレゴロ: ジョニー・コイン
修道女クリスチャン: マニュエラ・チューカー
マークィス: ジャレッド・モーガン

 

感想

死霊館シリーズは大好きで今作もとても楽しみでした。期待道りの作品でした。

以前にも死霊館の記事と時系列まとめも書いています

 

どこか不穏な雰囲気がずっと漂い続けていて、出る時はものすごい勢いで出てくる。ジェームズ・ワン監督が作ってないのが少し淋しいです。あの人ならどんなふうに作っただろうとついつい想像してしまいます

 

そしてシリーズはどこまでも続いていて、何かしら作品ごとに繋がりが見えます。アナベルもヴァラクもなにかしらつながり続けています。

 

呪い続けて何年なんでしょう。とくにヴァラク。

 

この映画のいい所は雰囲気ですね。最初はホラー映画にありがちな暗い雰囲気で始まることは無く普通の感じなんです。そこから徐々に薄暗くなっていくんです。前作まで見ている人はこの悪魔がヴァラクだと直ぐに気が付き見ているのですが、それでも恐ろしいんです。

 

後半はお化けのバーゲンセールです。そんな出す??みたいな。ラストシフトを少し前に見たせいか、最近の幽霊は出たがりだなあと妙な関心を抱いてしまいます。

 

死霊館シリーズは日本ではあまり馴染みがありません。日本には悪魔文化がなく、悪いことをするのは幽霊となっているからです。キリスト教とかでは悪魔が諸悪の根源で幽霊はむしろいい存在となっいることが多いと聞きます。だからこそ、悪魔悪魔悪魔払いとかいわれてもピンと来ないのではないでしょうか。

 

死霊館シリーズ好きな人はぜひとも見てもらいたいですね。ヴァラクはエンフィールド事件の際に消滅したっぽいですが、この作品ではまだですよね。つまりまだまだ新しいヴァラクが見えたりするのかなあとか期待しています

 

ストーリーネタバレ

ウォーレン夫妻の妻ロレインは夢を見ました。ヴァラクという悪魔の夢でその悪魔の誕生に迫ります

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1952年ルーマニアの修道院では2人のシスターが悪魔を封じ込めようとしますが失敗し、一人が部屋の奥へ引きずり込まれました。もう1人のシスターは背後から迫り来る悪魔の気配を察知し、首に紐をまきつけ飛び降りました。

 

修道院に食糧を運ぶ係のフレンチという男性が入口前で首を吊った状態のシスターを見つけるのでした。シスターの遺体はカラスにつつかれ無残な形となっていました

 

バチカンではバーク神父が呼び出され、ルーマニアの修道院の調査を頼まれます。そして助手としてシスターしか入れない場所もあるだろうと若いシスターをつけると言われます。

 

シスターの見習いのアイリーンはバチカンからの指名でバーク神父と会います。バーク神父は土地勘があるからアイリーンが選ばれたらしいと言いますが、アイリーンはルーマニアなんて言ったことないと否定します。しかしバチカンにも何かしらの意図があるのだろうと、そのまま2人はルーマニアに旅立ちます

 

ルーマニアで第一発見者であるフレンチに会い、当時の状況を聞きます。村人は皆、悪魔がいるからと修道院には近づいていないと言います。昔お城だったといわれており、周りにもたくさんの十字架が並んでおり異様な雰囲気でした

 

フレンチは遺体を見つけても中には入れないからいつも食料を置く場所に遺体も置いたと言いますが、中を見ると遺体は座った形で安置されたままでした。フレンチはその状況を見て驚きます。フレンチは痛いは寝転ばせていたと言います。死後硬直で体の筋肉が動いたのだろうとバーク神父は言います。

 

シスターの遺体にはなにかが握られており、中を見るとどこかの鍵のようでした。ずっと死体があるのは可哀想だと3人は遺体を埋葬し修道院へ向います。修道院の入口には生々しい血痕があります。死んでから何週間もたっているのに乾いてない血痕でした。

 

修道院にはいると老人の修道女がおり、いまはお祈りの時間だから明日にしてくれと言われ、その日は修道院に泊まることになりました。フレンチには明後日にむかえにきてくれと頼みます。フレンチは帰り道首を吊った修道女の姿をみかけ十字架を抜き帰りました。村では若い娘が首吊り自殺をしたり、畑の作物がダメになったりと不可解なことが起こっていました

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その夜バーク神父はアイリーンにどうして調査をしているのか尋ねられ、過去に担当した少年に悪魔がついて、悪魔祓いはできたが、少年の体は重症を負ったため数日後に亡くなったと言います。そのことが心残りでこうやって調査をしていると言います。アイリーンは昔から幻覚や夢を見ていたと言います。決まって最後に「マリア様のみるところに」という言葉で目が覚めるそうでした。それを神父さんに助けて貰っていらい、修道女を目指しているそうです

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その夜バーク神父は少年の姿を見ます。少年はどうして助けてくれなかったと口から蛇を出しながらバーク神父を責めます。そのまま墓に落ちいつのまにか墓に埋められていました。アイリーンは目覚めバーク神父がいないことに気がつき探します。墓場から鈴の音が聞こえ、バーク神父が疫病が流行った時に途中で生き返った人が自分の居場所を伝えるために設置されていると言っていたのを思い出し急いで墓場に向かいます

 

墓場に着くとたくさんの鈴の音が鳴り響きます。しかしアイリーンが集中するとひとつの墓にたどり着きます。急いで掘り起こすアイリーン。中では何者かが神父を掴んでいました。ギリギリでアイリーンが棺を開けます。神父は墓からでながら良くないものがいると言うのでした。墓場からは黒魔術の本が見つかりました。

 

修道院の中に入ることになり中の門が開きましたが出迎えはありませんでした。バーク神父は男性のため中に入れないためアイリーンだけが奥へ進みます。中に進むと1人の人影が見え追いかけると祈りを捧げている修道女をみつけ声をかけようとするとオアナ修道女にとめられます。

 

奥で詳しい話を聞くと、ずっと昔ここに住んでいた公爵が黒魔術に傾倒したらしく、悪魔を呼び出そうとした。悪魔が呼び出される前にバチカンの兵士たちが止めに入ったが、悪魔の道が開けたため、キリストの血液を使いその道を封じこめ、ずっと祈りを捧げてきたそうです。しかし戦争が始まりこの古城にも爆撃が入ったことにより、再び悪魔の門が開かれたということを。シスターの格好をして現れる悪魔ヴァラク。修道女達は全員その姿を目撃していました

 

夜が来てオアナ修道女も祈りを捧げに行かなければならなくなり、アイリーンを寝室へ案内します。鍵について聞きましたが何も答えは得られませんでした。アイリーンはその夜バークヴァラクの夢を見ます。同時にバーク神父も悪魔に襲われているところをフレンチに助けられ協会の中へフレンチと目指していました

 

アイリーンはヴァラクの気配を感じ皆で祈りを捧げます。物凄い突風が吹き皆が吹き飛ばされます。それでもアイリーンは祈り続けます。そこへバーク神父の声がし急いでで迎えに行きます。皆で祈りを捧げているというアイリーンでしたが、そこには誰もいませんでした。

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アイリーンは気がついてしまいました。アイリーンが体験したことは過去にここで起こった事だったと。悪魔は人の肉体を借りなければ外には出られないため、人の体を得ようとしていた。唯一の生き残りの修道女はそれを防ぐため首を吊ったのだと。自殺ではなく自分が犠牲になることで悪魔を閉じ込めていたと。そしてヴァラクはまだこのなかにいることを。

 

ヴァラクを再び封印するにはキリストの血が必要でした。その血液はここにあると、マリア像の指すところにありました。アイリーンが夢で見ていた言葉でした。そしてキリストの血を使えるのは神の花嫁修道女だけでした。アイリーンは修道女見習いでまだ、修道女ではありませんでしたが、今までの迷いを打ち消し神父に誓いの言葉を告げます。

 

バーク神父が蛇に気を取られている間にアイリーンはヴァラクに捕まってしまいます。そしてフレンチもヴァラクにつかまります。アイリーンは口の中に血液を含みヴァラクに吹きかけると、ヴァラクは苦しみながら地下へ潜って言ってしまいました。

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全てが終わったのだと3人は安心しました。安心しながら帰る3人でしたがフレンチの首元には逆さ十字が映るのでした。

 

現代のウォーレン夫妻が演説しています。モニターに移るのはフレンチの姿で悪魔祓いをされていました。

死霊館のシスター(字幕版)

死霊館のシスター(字幕版)

 

 

考察解説

どうしてヴァラクは外の世界に出たのか、徹底解説考察していきます

 

どうしてフレンチに取り付いたのか

多分最初から狙われていたのでしょう。ウォーレン夫妻が最後に言います。

 

悪魔は3段階を経て人に取りつくと。出没、攻撃、憑依だと。

 

フレンチはその全てを網羅していました。最初は帰り道に出会い、修道院での闘い、そして蛇による憑依

 

神の使いである2人にはなかなか取り付けないため、一般市民で信仰もそんなにないフレンチを狙ったのでしょう

 

3人とも出没攻撃もされていたのでヴァラクもそこで見極めていたのでしょう

 

教会と修道院の違い

教会は一般市民からの信仰の元成り立っているものです。だから誰もが入ることが出来る

 

修道院は主に修道女、修道男の信仰からなるものです。なのでおもには現世から離れたところで修道院の中だけで生きていきます。

 

修道女になるには厳しすぎるため心折れる方も少なくないようです。毎日のお祈りに加え、たくさんの決まりがあるようです。

 

アイリーンはどうして白い修道服だったのか

修道院では位があり、正式な修道女になると黒色になりますが、まだ宣誓をしていない場合は見習いとして白色を着ているのです

 

誓願をしたものだけがシスターになれます。清貧・貞潔・服従の3つを誓わなければならないようです。

 

まとめ

ゾクッというよりビックリしたい方におすすめです。死霊館シリーズを知らなくても十分に楽しめる作品です。

 

後半は幽霊のバーゲンセール並に出てきます。

 

悪魔という題材は馴染みはないものの、心惹かれます。そして過去の作品を知っている方はそのつながりに驚きます。

 

ホラー好きなら楽しめる作品です