【映画】レプリカズ
その発明は[大罪]か、[奇跡]か
あらすじ
神経科学者ウィリアム・フォスターは人間の意識をコンピュータに移す実験を今にも成功させようとしていた。しかし、突然の事故で家族4人を失ってしまい、タブーを犯す決断をする。彼は家族の身体をクローン化し、意識を移し替え、完璧なレプリカとして甦らせることに成功したのだ。ただし、彼らの記憶を少し改ざんして―。
家族と幸せな日々を送ろうとするウィリアムだが、研究を狙う政府組織が、サンプルとして家族を奪おうと襲い掛かる。
予告
キャスト
キアヌ・リーブス
アリス・イヴ
トーマス・ミドルディッチ
ジョン・オーティス
感想
キアヌ・リーブス家族失いすぎじゃない??ジョンウィックにしても、この作品にしても。
みんなキアヌ・リーブスに闇を感じるのでしょうか?あんまりはっちゃけたキアヌ・リーブスって見た事ないような…
でもこの作品は失った家族を取り戻すというダークな部分もありますが、それ以上たキアヌ・リーブスの壊れっぷりが痛快です
近未来なSFを期待して行ったのですが、残念ながら現代の話です。現代で転載的な人がいて色々発明したみたいな雰囲気です。TIMEとかそんなふうに未来なのかなあと思いましたがちがいました
展開が早いです。猛スピードで話が進むので見ているこっちは置いていかれないようにのめり込むように見てしまいます。
最後の皮肉めいた落ちも私は結構好きでした。すこし無理矢理な展開も多々みられますが、映画だしと思えばおもしろかったです。
ストーリーネタバレ
ウィリアムは研究者で死んだ人の脳をロボットに移植して再び生き返ることを研究していました。脳の内部をデータ化し、クローンに移し、新しく生き返るという方法でした。
ある日死んだ兵士が運ばれてきて実験を行いますがロボットに意識を移したは言いものの、途中からは暴れ出し実験は中止になりました。ウィリアムは上司であるジョーンズに実験結果を報告しますが、ジョーンズはウィリアムの研究には半信半疑でした。
ウィリアムは自宅に帰ると妻のモナと子供のマット、ソフィ、ゾーイが出迎えてくれます。妻はウィリアム達から研究内容を聞いてはいましたが、賛成はしていませんでした。
ウィリアム一家はピクニックに出かけますが、帰り道に大雨に会いそのまま湖に転落してしまいます。助かったのはウィリアム1人で家族は皆死んでしまっていました
ウィリアムはその足で同僚エドの元へ行き家族の脳を移すことの協力を仰ぎます。エドは反対していましたがウィリアムの迫力に負け協力します。クローン制作のための機会が3台しかなく、誰かひとりを諦めなければなりません。ウィリアムはくじを作りゾーイの再生を諦めました。ウィリアムにとっては苦渋の選択でした
ウィリアムとエドは急いでクローンの制作に挑みます。17日を期限に2人は動き始めます。ウィリアムの上司のジョーンズに不在を怪しまれますがなんとか乗り切ります。
なんとかクローンが完成し、なんとか回復の兆しを見せる家族に喜びを隠せませんでした。エドもこのけっかは世界を変えると大喜びです。3人の頭からゾーイの記憶を消し新たな道を歩みだしました。しかし、ウィリアムは自分が見捨てたゾーイが頭から離れませんでした
翌日いつも通りの家族の朝を迎えたウィリアム一家ですが、モナが死んだ日から月日が経っていたため、冷蔵庫の中のものが賞味期限切れを起こしているのを不審がります。そして子供たちもその夜に悪夢を見てうなされます。ウィリアムは焦って子供たちの記憶を触ろうとしますが、モナにバレてしまい白状してしまいます。モナも子供達も死んで目の前にいるのはクローンだと。
ジョーンズが怪しみ家に訪れたことにより、クローンの成功がバレてしまいました。ジョーンズはこの成功は会社のためであり、この技術で無敵の兵士を作るのが目的だと告げ、モナ達を実験に使うため連れ去ろうとします。しかし、ウィリアムはジョーンズを気絶させ今までの研究内容を破壊し家族と逃走します
しかし逃走劇を長くは続かず家族が誘拐されてしまいます。ウィリアムが急いで研究所に戻ると家族とエドがいました。エドは情報を持っているということで殺されてしまいます。
ウィリアムは自分のクローンを秘密裏に作りました。そしてクローンはジョーンズを殺そうとします。そしてジョーンズに取引を持ちかけます。クローンのジョーンズを作り全ての技術を託す。かわりにウィリアム一家には今後一切手を出さない。
ジョーンズはその提案を飲みます。そして生きたジョーンズは殺され、クローンのジョーンズができました。
南の島でバカンスを過ごすウィリアム一家。そこにはゾーイも加わり、皆で過ごします。
ロボットウィリアムは研究所に残り、ロボットジョーンズは自分の技術を持って中東に行き、金持ちに第二の人生というノリでどんどん技術を売り込んでいきました。
まとめ
ある意味吹っ切れたような後半にどんどんやらかして行くキアヌ・リーブスに微笑みすら生まれます。キアヌ・リーブスを好きな人は見るべき!って言える映画です。
ストーリー展開はスピーディで見やすいです。
なんでゾーイ生き返ったのとかエドは生き返らんかったん?とか疑問の声も湧いてきますが、映画ですから!!って自分を納得させましょう
最後まで想像がつかない勢いでどんどん進んでいくのでみていておもしろいです。ハッピーエンドですし、見ていて飽きません。もっとスリルある映画ならいいのにとも思ってしまいます。家族がいないのを警察たちに怪しまれて欲しいし、モナにもなんで生き返らせたの!って大喧嘩してほしいくらいです